.mdファイルとは何か
AIに文章をまとめてもらうと、.md という見慣れない拡張子のファイルが返ってくることがあります。開いてみると、文章の前後に # や ** といった記号が並んでいて読みづらい。この記号は何なのか、なにかのプログラムなのではないか、と初めて見たときは戸惑いますよね。この記事では、.mdファイルとはなにか、どう開けば読めるのかを分かりやすく解説します。
.md は「見出し付きのテキストファイル」
.md は Markdown(マークダウン) という書き方で書かれたテキストファイルです。中身はただの文字なので、Windowsのメモ帳やMacのテキストエディットでも開けます。しかし、前述の通りいろんな記号が出てきて読みづらい。
実は、記号にはそれぞれ意味があります。
# 見出し— 大見出し## 見出し— 中見出し**強調**— 太字- 項目— 箇条書き
つまり **重要** という表記があったとしたら、それは「重要という字を太字にしてください」という、そのファイルを表示するソフトやアプリへの指示です。Wordや一部のメモアプリなどのリッチテキストエディタでも、太字にしたり文字を大きくしたりできますよね。このような表現をアプリのツールから操作するのではなく、記号で指示しようというのがマークダウン記法と呼ばれるものなんです。そう、これはあくまで記法=書き方のルールであって、その中身は.txtのようなテキストファイルと変わりません。
では、なぜ記号のまま見えるのか
見出しや太字などを記号で指示するのがマークダウン記法なのだとしたら、メモ帳やテキストエディットで開いてもその通りに表示してくれればいいじゃないか。そう思うのが自然ですよね。この答えは意外とシンプルです。
実はメモ帳やテキストエディットは、記号を指示として解釈せずそのまま表示します。これは、これらのアプリがプレーンテキストエディタと呼ばれる、テキストファイルを加工せずに扱うためのアプリケーションだからです。よって、.md特有の指示を解釈して見た目に反映するには、マークダウン表示に対応したソフトやアプリが必要になります。
対応したソフトで開けば、# 見出し は大きな文字の見出しとして、**強調** は太字として表示され、記号は画面から消えます。ソフトによって仕上がりは異なりますが、読みやすく見た目を整えて表示してくれます。まさに原稿用紙に書かれただけの文章を、本のページのように読みやすく整えるのがマークダウン対応ソフトの役割といってよいでしょう。
開く方法
.mdファイルを開くのにはいくつか選択肢があります。それぞれ使い勝手が異なるため、ご自身の用途に合ったものを探してみてください。
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ブラウザで開く — yomeru のようなWebツールを使う。一番手軽
メリット:インストール不要ですぐ使える
デメリット:日本語ローカルのツールが少ない(yomeru は日本語ローカル) -
エディタを使う — VS Code などにプレビュー機能がある。ふだん開発をする人向け
メリット:編集とプレビューを2画面で同時に行える。ローカルですぐ開ける
デメリット:インストールが必要。操作が複雑 -
Wordに変換する — md→docx変換ツールを使って変換する
メリット:使い慣れたツールで表示できる
デメリット:手間がかかる -
ブラウザのプラグインを使う — ブラウザにプラグインをインストールして使う
メリット:ブラウザでどこからでも表示できる
デメリット:インストールが必要。使えるブラウザが限られる
整理された文字組みの見た目もツールごとの個性です。読んでいて心地よい仕上がりにしてくれるかどうかも、ツールを選ぶうえでの評価基準にするとよいでしょう。
まずはインストールが不要な 1. で試してみるのがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。.mdは意味不明な暗号でも、触っちゃいけない謎のプログラムでもありません。ごくごく普通のテキストファイルをちょっとだけ贅沢に見せるための指示が書き加えられているだけです。なのでもし編集が必要であれば、恐れることなく書き換えちゃっていいんですよ(yomeruなら編集も上書き保存もできます)。問題は、.md固有の指示を受け取って表示するためのツールが、まだまだ充実していないだけのことなのです。
.mdは軽量で扱いやすく、使いこなせば誰でも読みやすい文書を手軽に作れる便利な記法です。また、AIと協業していく上での標準テキスト形式にもなりつつあります。
自分にあった.md表示ツールを探してみてください!
その.md、そのまま紙面になります
AIが書き出したファイルを、A4の紙面として開いて印刷。
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